物件探しのコツ 希望条件の優先順位と点数

ミニチュアの住宅 住宅購入

こんにちは、如月です。

物件探しを始める際、千差万別、十人十色、人によってそれぞれ希望条件がありますよね。

カウンターキッチンがいい、床暖房がついてないとヤダ、食洗器が欲しい等々、それこそ言い出したらキリが無いでしょうが、それでいいんです。

数千万円もするものを買おうとしているわけですから条件が多くて当たり前なんです。最初から妥協していくつかの条件を諦めている人の方が少ないです。

しかし、夢を壊してしまうような事を言ってしまいますが、実際に全ての条件を100%叶えられる人はほんの一握りです。

なぜかというと、必ず予算の上限というものがあるからです。

月々の返済額が無理のないところで借入額を決め資金計画を出していくわけですが、100%条件を叶えようとするとほとんどの人が予算オーバーになってしまいます。

仮に予定以上のローンを組めたとしても、購入後に返済でいっぱいいっぱいになってしまい、趣味も諦めちょっとした贅沢も我慢するような生活じゃ全然幸せとは言えません。

そこで、物件探しのポイントとしては条件に優先順位と点数を付けていくことです。

絶対にゆずれないものから、多少は我慢してもいいかなぁと思えるものまでを順にピックアップし、0か100ではなくこの条件は50%くらい当てはまっていればOKというようにそれぞれ点数を付けていくとトータルで希望に近い物件が見つかりやすいです。

では、どのような条件で物件を見ていけばいいのか、大枠でいくつか挙げていきますね。

 

 

希望条件

 

ライフスタイルや好みによって優先順位は変わってきますので、まずは以下項目に自分を当て込んでみてください。

 

駅までの距離(駅まで徒歩○○分以内など)

 

電車通勤か車通勤かでも重要度は変わってきますよね。

マンションなら駅近で戸建てなら少し離れていてもOKって人も多いです。

 

 

広さ(新築戸建てであれば土地30坪以上で2階建てなど)

 

家族構成や趣味にもよってくると思います。

カースペースが2台必要だとか、親も同居するから3階建てはキツイので2階建て、趣味が園芸のため広い庭が必要などなど。

 

 

間取り(4LDK以上など)

 

家族人数によります。

部屋数が多い方がいいのか、少なくても各部屋が広い方がいいのか。

 

 

価格(5,000万円以内など)

 

今の家賃を基準に毎月返済額を決めていく人が多いです。

ただ、いくら欲しい物件があっても予算の上げすぎには注意しましょう。

 

 

沿線・最寄り駅(○○○○線○○駅~○○駅の間など)

 

乗り換えの面倒さ、快速停車駅か、始発終電の時刻など、これも今の生活を基準に考えてみましょう。

その他にも住み慣れたエリアがいいとか周辺施設の充実さ、治安なども重要ですね。

 

 

築年数(築20年以内など)

 

リフォーム前提で購入するのかそうでないか、建物より立地を優先するのかなど。

ただ、あまり古いとローン控除が受けられなくなる事もありますので注意が必要です。

 

 

陽当たり

 

幅6m以上の南道路に接していて全室南向きなど、予算を上げればいくらでも可能ですがそうでないなら他の条件を譲らなければならなくなってきます。

北道路でも建物の工夫次第では、トップライトや吹き抜けを利用して陽当たりを確保することもできますので、まずは色んな物件を見学してみましょう。

 

 

その他こだわり

 

デザイナーズ住宅限定、ルーフバルコニー、ロフト、床暖房など

 

 

各条件の優先順位と点数

 

例えば駅まで徒歩10分以内を絶対条件にするのか、それとも徒歩圏内であればいいのかなどのように考えていき、10分以内を100点、20分なら50点と点数を付けていくようにしてみましょう。

各物件ごとにそれぞれの合計点を見比べれば、客観的にどの物件が自分の希望に近いのかがわかりやすいですし、各条件ごとに点数を見ていけばそれぞれの物件の条件的なバランスも一目瞭然です。

ですが、中には「理屈抜きでこの物件が気に入った」というものもあるかも知れませんし、逆に条件はほとんどクリアしているのに理由はわからないけどなんか気に入らないという事もあると思います。

もちろん、そうゆう直感的な部分もすごく大事なので、両方をうまく組み合わせて探していけば必ずいい物件が見つかるはずです!

 

 

まとめ

 

まずは今の生活で満足している部分と不満に感じている部分を各条件に当てはめてみると考えやすいかも知れませんね。

 

  1. 駅までの距離
  2. 広さ
  3. 間取り
  4. 価格
  5. 沿線・最寄り駅
  6. 築年数
  7. 陽当たり
  8. その他こだわり

 

各条件にそれぞれ優先順位と点数を付けていく。

各物件ごとの合計点数と条件ごとの点数をもとにして客観的に物件をみていく。

直感的な部分も大事にし両方を組み合わせて物件を探していく。

 

よく、家との出会いは「縁」といいますが、直感や漠然とした印象だけで探しているとなかなか前に進めず気持ちが萎えてしまうこともあります。

全然ピンとくるような物件に出会えないと、考えもどんどんとネガティブな方向へと寄っていき、精神衛生上あまりよろしくないですね。

なにより、楽しいはずの物件探しがぜんぜん楽しくなくなってしまいます。

 

なので、時には色んな角度から客観的に見ていくことによって今まで気付かなかった事に気付けたり、マイナスだと思っていた事が考え方次第ではプラスにもなり得たりする場合もあるので、特に今現在そういう状況になってしまっている人は是非参考にしてみてください(^▽^)/

 

 

 

 

 

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