物件探しの注意点 気を付けたいポイント

ミニチュアの住宅 住宅購入

こんにちは、如月です。

物件探しをしていると、聞いたことない単語や言ってる意味がよくわからない事などがちらほら出てくると思います。

でも、「物件自体はすごく気に入ったし、なんかよくわかんないけど大丈夫か」はめちゃくちゃ危険です。

物件紹介時や案内時に不動産会社の担当者が説明してくれてればいいんですが、中にはそのまま申込みをしてしまい、契約前の重要事項説明で初めて内容を理解しやっぱりやめますなんてことも。

そうなってしまうと、その物件で話しを進めていた時間が全て無駄になってしまいますし、何よりも気持ちが固まっていたところへの残念な情報って結構メンタル的にくるんですよね。

そこで、よくある気を付けておきたい点をまとめてみましたので、しっかりと確認しておきましょう!

 

 

私道持分

 

物件に接道している道路が私道の場合、持分があるかどうか。これ結構重要です。

もし、持分が無い場合は「通行・掘削等承諾書」を私道の所有者からもらっているかを必ず確認してください。

両方無いということになるとトラブルの種をずっと抱えていることになりますし、最悪の場合、将来的に再建築不可なんてことになってしまい、物件の資産価値が著しく損なわれかねません。

とにかく、持分もしくは通行・掘削等承諾書があるかどうかの確認は必須と覚えておいてください。

 

 

区画整理地

 

たまに物件の販売図面に「人気の区画整理地内!」なんて書いてある場合もありますが、これも注意が必要です。

確かにリスクやデメリットを承知した上での話なら、将来的には街並みが綺麗になり発展していくであろう区画整理地は魅力的です。

ではどのようなリスクやデメリットがあるかというと、以下思いつくものを挙げていきます。

(精算金)区画整理完了後、場合によっては行政側からお金を請求されます。数十万円から100万円を超えるなんてこともざらです。事前にいくらになるかというのは正直分からないんですが、おおよその予測は可能なので購入前に確認してください。

(保留地)購入する物件が保留地だった場合、住宅ローンを利用できる銀行が限られてきます。希望の銀行が使えない可能性があるので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。また、保留地の場合は上記の精算金は発生しない代わりに、区画整理完了後、所有権移転や抵当権設定の登記費用が発生します。

(ライフライン)まだ前面道路が未整備だったりすると道路に管を通すまでは都市ガスや本下水が使えず、しばらくの間プロパンガスや浄化槽を使わざるを得ない場合があります。その後、道路が整備され管が道路内に通っても、宅内に引き込んだりする際の費用は原則自己負担です。

 

 

借地権

 

あきらかに価格が相場より安い場合は大抵の場合安いなりの理由があります。

気に入った物件がそうであればまず権利形態を確認してみてください。

もしかしたら所有権ではなく借地権となっているかも知れません。

借地権だと購入しても土地は自分のものにはならず、毎月地主に地代を払うことになります。つまり、住宅ローンの返済分+地代が毎月の支出になりますので、そこを考慮して本当に安いのかをもう一度考えてみましょう。

 

 

市街化調整区域

 

特に郊外では、相場より安い理由で多いのがこれです。

多分、ビックリするくらい安い物件もあったりするので飛び付いてしまう人もいると思いますが、原則、住宅等の基礎がある建物は建築することができませんので注意してください。

例外もあり、中には問題なく建物を建築できる市街化調整区域もありますが、そういう物件は普通の物件と金額がほとんど変わりません。

 

 

心理的瑕疵

 

過去に事件や事故があった、いわゆる事故物件。

気にしない人にとっては割安の良い物件ですが、もし気にしてしまうのであれば検討する前に知っておいた方が良いですよね。

ほとんどの場合、販売図面に「告知事項あり」と書いてありますので、内容は不動産会社に聞けば教えてくれるはずです。

 

 

まとめ

 

「後悔先に立たず」とならないように確認を怠らないことが重要です。

 

  1. 私道持分
  2. 区画整理地
  3. 借地権
  4. 市街化調整区域
  5. 心理的瑕疵

 

後で色々と分かってしまい、それまで検討していた時間が無駄になってしまうと一気に気が抜けてしまいます。

そうなると、次の物件を探そうと思ってもなかなか腰が重くなっちゃうんですよね。

 

気に入った物件があったら他と何か変わった点がないか、不動産会社の担当者などにも自分から積極的に聞いたりしてしっかりと確認しておくようにしましょう(^▽^)/

 

 

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