住宅購入後のトラブル 実際にあった困った事例

こんにちは、如月です。

不動産営業を長年やっていると、思わぬところから思わぬトラブルに遭遇する時があります。

今振り返ってみても結局打つ手がなかったような事とか、こうしとけば未然に防げたと思う事まで、本当に色々ありました。

そこで今回は、実際に私が経験してきたものの中から2つほど紹介していきたいと思います。

今後似たようなトラブルが絶対に起きないとは言い切れませんので、ケーススタディとして参考にしてください!

確定申告

普通の会社員であればあまりなじみのない確定申告。

これは、ご主人と奥様が収入合算でローンを組まれた時の話しです。

その当時、奥様の方がまだ今の会社での勤続年数が1年未満と少なく、見込年収で審査をすることになりました。

事前審査は何の問題もなく無事承認が下りたのですが、問題が発覚したのはその後です。

正式審査を出す時には課税証明書というものが必要になるんですが、源泉徴収票と数字が合わないんです。それも300万円も。これではローンが通りません。

よくよく理由を聞いてみると前の会社を辞めてから間を空けず今の会社に入ったという事で、辞めた会社からも源泉徴収票が出ていたんですね。

ですが、今の会社の源泉徴収票さえあればいいと思っていたらしく、しかも辞めた会社の源泉徴収票は無くしてしまったと。

完全に私の説明不足とヒアリング不足が招いたミスでした(-_-;)

まず、すぐに辞めた会社に連絡をしてもらい源泉徴収票を再発行してもらったんですが、もう一つやってもらわなければならない事があります。

そう、確定申告です。

知らない人も結構多いと思うんですが、年間で2カ所以上のところから給料をもらった場合は確定申告をしなければいけないんですね。(年末調整をしていない方の給料が年間20万円を超える場合)

既に物件の契約後だったためローン条項期日が迫っており、通常1カ月くらいある引渡しまでの期間も値下げを条件に最初から3週間弱しかありませんでした。

結局、ローン条項期日は延長したものの引渡し期日には間に合ったんですが、奥様には予定していた以上に仕事を休んでいただいて、前の会社まで源泉徴収票を取りに行ってもらった後に税務署で確定申告をしてもらいと、負担をかけてしまう事になってしまいました。

この時は私が事実を把握した時期が遅すぎたため時間的余裕がなくなり、お客様にはかなりせわしく動いていただく事になってしまったので、もし似たような状況の人は自分から不動産会社の担当者に内容を伝え、できるだけ早めに確定申告をしておくようにしましょう。

防空壕

これは問題といっても事前にはどうしようもないことだったんですが、注文住宅を建てるために土地をご紹介した時の話しです。

土地の引渡し後にハウスメーカーが地盤調査をしたら、なんと真下には戦時中の防空壕がありこのままでは家を建てられない事が判明しました。

基本的に地盤調査は購入後に買主側の負担でやるのが一般的で、売主側が地盤調査をしたうえで売りに出すことはほとんどありません。この時は売主も業者ではなく個人だったためなおさらです。

結局どうしたかというと、工事をして家を建てれるようにはしたのですが、掛かった費用は約300万円。

この場合、瑕疵担保責任といって物件に重大な欠陥が見つかった場合は売主負担で直し、どうしても直せない場合は契約自体が無かったことになるという内容がちゃんと契約に盛り込まれていたんですね。

なので、その300万円は売主負担という事で一応は丸く収まりました。

もし、これと似たようなケースがあったとしても事前に察知するのは現実的に難しいですが、契約前に瑕疵担保責任の内容をしっかりと確認することで自分にかかる負担に対しての予測はできます。

個人間売買だと瑕疵担保免責なんてこともありますので注意してください。(もちろん、それでも欲しいと思える物件であれば別ですが)

まとめ

経験上、失敗やトラブルから学ぶことは多いです。

  • 給料を2カ所以上からもらっている人は確定申告をする
  • 瑕疵担保責任の内容をしっかりと確認し、もしもの場合に備える

不測の事態が起こっても、大抵の場合は適切な対応を取れば最悪の事態は回避できます。

防空壕のようにどうしようもない事も中にはありますが、もし瑕疵担保免責であったとしても売主との交渉の余地は十分にあったでしょう。

今回紹介した以外にもまだありますので、また折を見て紹介していきます(^▽^)/

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