スナック菓子業界第2位の湖池屋が「日本一のポテトチップス」への挑戦!王者カルビーとは別路線で【カンブリア宮殿】

佐藤章 マーケティング
出典元:https://agenda-note.com/brands/detail/id=1387&pno=0

スナック菓子業界第2位の湖池屋が、新しい市場を切り開く新商品を連発し今一躍注目を集めています!

10月3日(木)放送予定の「カンブリア宮殿」で、再ブレイクを果たした「新生・湖池屋」の新たな挑戦に迫ります。

2016年に就任した佐藤章社長の改革によって“業界万年2位”の湖池屋に一体何が起こったのか?

佐藤社長とは経歴も含めどのような人物なのか?

話題の商品とは?

気になったので調べてみました。

興味のある方はぜひ読んでみてください!

佐藤社長の経歴とプロフィール

 

氏名:佐藤章

生年月日:1959年6月27日

年齢:59歳(2019年現在)

出身地:東京都

出身校:早稲田大学法学部

在籍:株式会社湖池屋 代表取締役社長

《略歴》

  • キリンビール(株)入社
  • キリンビール(株)営業本部マーケティング部長
  • キリンビバレッジ(株)代表取締役社長
  • キリン(株)取締役常務執行役員
  • (株)フランテ執行役員マーケティング、日清食品ホールディングス(株)執行役員菓子事業を兼任
  • (株)湖池屋代表取締役社長(2019年現在)

※(株)フランテとは(株)湖池屋の親会社で、子会社である(株)湖池屋を吸収合併し社名を(株)湖池屋に変更しています。分かりずらいですが(株)フランテ=(株)湖池屋という認識でOKです。

略歴を見ただけでも佐藤社長がすごい方だという事はお分かりいただけると思います。

実際にキリン時代は伝説のヒットメーカーとして知られており、数々のヒット商品を生み出しています。

  • FIRE
  • 生茶
  • 聞茶
  • アミノサプリ

ほとんどの人が一度は飲んだことがあるか、耳にしたことはあるんじゃないでしょうか。(私は聞茶だけ知りませんでしたが(汗))

その後、キリンビバレッジの社長を経験しそろそろキリンを卒業してもいいと考えていたところ、日清食品CEOからの誘いを受け湖池屋へ入ったそうです。

飲料業界からスナック菓子業界へと移っても、キリン時代に培ったマーケティングスキルや考え方は湖池屋改革の基盤となり支えとなっています。

 

「業界万年2位」の湖池屋

これまでの湖池屋は王者カルビーの陰で「スナック菓子業界万年2位」という立場に甘んじてきました。

カルビーの後追いを続けてきた湖池屋を変えるため、独自路線による新市場の開拓という道へと進み始めた湖池屋の背景には、佐藤社長がマーケティンにおいて最も重視している「クラスタの見つけ方が重要である」という考え方があります。

どのようなものかというと、全ての人に受け入れられるものである必要は無く、特定の集団が熱狂的になってくれるものを作っていくことが重要であるという考え方です。

あらゆるニーズに対応する商品を作ろうとすると、全ての要素が一定のレベル以上のものができる反面、各集団からすると中途半端なものに写ってしまいます。

例えば、健康志向の高いシニア、素材や味にこだわる本物志向のOLなど、各特定の集団に向けてそれぞれのニーズに合った商品を展開していくというものになります。

また、多様性に欠けると市場から飽きられてしまうのも早く、そのカテゴリー全体の魅力が低下していくことにも繋がります。

その「あたらしい特定の集団」を見つけることが重要であり、それがイコール「新市場の開拓」ということなのでしょう。

素材と製法にこだわった「日本一のポテトチップス」への挑戦

 

 

佐藤社長が手掛けた話題の商品が「KOIKEYA PRIDE POTATO」です。

社長自ら命名したこの商品は発売当初3種類が店頭に並んだものの、「魅惑の炙り和牛」、「松茸香る極みだし塩」の2種類は予想以上の売れ行きのため生産が追い付かず、約3週間足らずで販売休止になるほどの大ヒットを記録しました。

「『プライドポテト』は、まさに社運をかけた商品だと認識しています。これまでも多くのお客様に湖池屋のポテトチップスは好評を頂いておりますが、競合商品も多い中で、改めて弊社の強みは何だろうと考えてみました。

その中で、やはり『味へのこだわり』はどこにも負けないと確信したのです。湖池屋ならではの、どこにもない味を追求しようと、原材料から製造工程まですべてを見直して、湖池屋のポテトチップスの原点に戻った商品となりました」

と当時の佐藤社長は語っており、今では味のレパートリーも増えポテトチップス市場を牽引してます。

私も全種類ではないものの食べたことがありますが、味音痴の私でも分かるくらい今までのポテトチップスとは違い、まず噛んだ瞬間の風味が別格でした。

また、スッキリとしたパッケージングや若干高めの価格設定も他商品との差別化が明確になっていて、ここでも佐藤社長のマーケティングスキルが活かされています。

店舗だけではなくネット販売も行っていますので、まだ食べたことが無い方は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

カンブリア宮殿が「新生・湖池屋」に迫ります!

番組公式サイトの次回予告より。

業界トップを追いかけない!
新市場を切り拓く 新生・湖池屋の挑戦

販売価格が10年間下がり続け、苦戦を強いられているポテトチップス。しかし、そのポテトチップス業界で、いま異変が起きている。業界の圧倒的王者「カルビー」とは一線を画す、素材にこだわった商品を続々と投入し、菓子業界2位の湖池屋が存在感を増しているというのだ。実は、かつての湖池屋はスナック菓子業界の万年2位という地位に甘んじて、王者カルビーの”後追い”を続ける存在だったという。だが、2016年に社長に就任した佐藤の改革により、新市場を切り拓く新商品を連発し、湖池屋は一躍注目を集める存在になったのだ。万年2位の湖池屋に一体何が起こったのか?再ブレイクを果たした「新生・湖池屋」の新たな挑戦を追った!

改革や商品開発までのプロセスがより具体的にわかる内容の放送になりそうです。

商品開発にあたって最も苦労したポイントなどがわかれば、そこを意識して食べるとまた新しい発見があったりして楽しいかも知れませんね(笑)

 

まとめ

今回は今注目を集めている「新生・湖池屋」について調べてみましたがいかがでしたか?

2016年に、キリンで数々のヒット商品を生み出してきた「伝説のヒットメーカー」佐藤章社長が就任して以来、「業界万年2位」と呼ばれている中あえて競合他社は追いかけず独自路線を切り開いていった湖池屋。

社運を賭けた「プライドポテト」で見事その賭けにも勝ち、今や一躍注目を浴びる企業へと生まれ変わった同社の取り組みは必見です!

 

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