11月7日(木)放送予定の【アウト×デラックス】に、俳優、歌舞伎役者の河合雪之丞(かわいゆきのじょう)さんが登場します!
2017年に改名しているため、市川春猿(いちかわしゅんえん)と言った方が馴染みのある人も多いんではないでしょうか?
今回はその河合雪之丞さんが経験したご両親介護の実態や、まことしやかに囁かれている整形疑惑の真相に迫ってみたいと思います。
興味のある方はぜひ読んでみてください!
プロフィール
本名:近藤弦(こんどう げん)
旧芸名:市川春猿(いちかわしゅんえん)
生年月日:1970年11月29日
出身地:東京都中野区
血液型:A型
身長:173㎝
趣味:ダーツ、ゴルフ
所属劇団:劇団新派
所属事務所:株式会社ディーピーエヌ
子供の頃から歌舞伎に夢中で、5才の頃には劇場の花道脇の5列目席を陣取るほどだったという雪之丞さん。
18歳で国立劇場第9期歌舞伎俳優研修を修了後に初舞台を踏み、憧れだった三代目市川猿之助に入門し、二代目市川春猿を襲名。
1994年、猿之助の部屋子となり、次世代を担う女形の1人として注目されます。
「歌舞伎」というと家系で代々受け継がれてきているイメージがありますが、雪之丞さんは一般の家からこの世界に入った、いわゆるエリートではないんです。
代々そういう家系の子であれば小さいころから親のやっていることに興味を持つのは普通の流れなんでしょうが、そうではない子が歌舞伎に夢中になるってそうそうないと思うんですよね。
しかも、家系や血筋を重んじる傾向にある世界で活躍するためには、周りから天才と称されている雪之丞さんでも相当苦労をしたはずです。
そんな中、ブレずに思いを持ち続け歌舞伎役者となり、夢を叶えた雪之丞さんにはリスペクトしかありません。
その後、40才を迎える年に客演した劇団新派の舞台に魅せられ、2017年1月に入団し芸名を河合雪之丞に改名します。
「雪之丞」は歌舞伎の師匠である二代目市川猿翁(三代目市川猿之助)が命名しており、自ら使うつもりで温めていた大事な名であったということから、最大限の理解と応援をもらっていることが伺い知れます。
ちなみに新派とは旧派の歌舞伎に対し、明治期に始まった歌舞伎とは異なる新たな現代劇として発達したもので、第二次大戦後に複数の劇団が「劇団新派」に統合されてます。
河合雪之丞が経験した両親介護の実状とは!?
画家でNHKの美術スタッフでもあった父・宣質(のぶただ)さんの介護が始まったのが、ちょうど劇団新派の舞台に魅せられ役者としての大転機となった40歳を迎える年だったといいます。
「父が膀胱がんになり、ストマ(人工膀胱)をつけることになりました。訪問看護が入ることになり、そこで初めて要介護度や介護事業所というものを知り、ケアマネジャー(以後、ケアマネ)さんやヘルパーさんと連帯するという、ある意味、新たな生活が始まったのです。
当時、父は84才。母は79才でしたが『私がお父さんのストマ交換をやるわ!』と言い張り、あまり外部の人を家の中に入れたがりませんでした。母はもともと器用な人でしたから、面倒なストマ交換もすぐに覚え、テキパキこなしていました。そんなわけで初めは、父の介護は母が中心になってこなしていました」
当初は母・正子さん主導で父親の介護をしていたのですが、その後状況が一変します。
宣質さんが膀胱がんになってから5年後に、今度は正子さんが胃がんになってしまいました。
「胃を全摘出したため腸瘻をしたのですが、不快なのか夜中に自分で管を抜いてしまうのです。鎖骨下の静脈から栄養を投与する方法も行いましたが、感染症を起こして6週間も再入院。すると退院後にせん妄が起き『病院に荷物を置いてきたから帰らなきゃ』と、出て行こうとするのです。
高齢で入院すると誰にも起こると聞いてはいましたが、それまでのしっかりした母を思うと、胸に迫りました。それでも母があまりに真剣なので『病院に電話して荷物を取っておいてもらうね。ぼくが近いうちに取ってくるよ』と、必死の演技で引き留めました。
結局、腸瘻も静脈栄養も難しく、できるだけ食べることで栄養摂取を図り、私も極力、食事を作るようにしました」
せん妄とは一時的な認知症のようなものなのですが、しっかりした母親しか知らない雪之丞さんにとっては相当ショックだったはずです。
「この頃には、私と両親は同じマンションの別フロアの別々の部屋に暮らしていて、私が中心になってケアマネさんとケアプランを考えました。父母ともに要介護4。母の介護用ベッドや父の車いすや歩行器などを借り、デイサービスやショートステイなどを利用するほか、両親ともに日常生活でも手助けが必要。役者として地方公演もある舞台の仕事は、まずまっとうできなくなる。仮に無理に分担を引き受けても、急にできなくなれば迷惑もかかる。
一方で、家族なのに、息子なのに介護を人任せにするとは、なんと薄情な…と、人様は思うだろうとも。でも最終的には私がまったくかかわらない想定でプランを組みました。なぜなら父も母も、自分たちのために私が舞台を休むようなことになるなら、死んだ方がましだと思うような人たちだったからです。特に母は、私のいちばんの後援者で、舞台は100%見てくれていましたし、新派への転向を考えたときも『あなたがいいと思った通りにしなさい。ずっと輝いていて』と。
おかげで両親が要介護になってから今まで、全力で芝居に集中できています。その分、少しでも時間が空けば親のために使いたいと思う。昼食を作ったり、おむつの交換もしますよ。もしひとりで背負っていたら、こんなにやさしい気持ちで両親に接することはできなかったと思います」
「家族なのに、息子なのに介護を人任せにするとは、なんと薄情な…」、こんなことをいう人の方が無責任極まりないと思います!
子供が自分のせいで生活を犠牲にしている姿を望む親がいると思いますか?
「もしひとりで背負っていたら、こんなにやさしい気持ちで両親に接することはできなかったと思います」、まさに雪之丞さんの言う通りではないでしょうか。
そして、2017年暮れに母・正子さんは眠るように天国へ旅立たれました。
「介護や看取りにおいて、何が正解ということはないと思うけれど、母の最期には家族と介護スタッフや周囲の人がしっかりかかわり、好きな自宅の日常の中で穏やかに生涯を終えました。まあまあ満足してくれているのでは、と思っています」
あくまでも勝手な私見になりますが、雪之丞さんの経験をこうして記事にすることにより、超高齢化社会と言われているこれからの日本において「在宅ホスピス」というものの重要性をあらためて再認識する良いきっかけとなればいいなと思ってます。
【「在宅ホスピス」に関する記事はこちら】
内藤いづみ医師に【情熱大陸】が密着!ホスピス医療の研修を受けたのは夫の転勤がきっかけ?
河合雪之丞の整形疑惑を徹底検証!
整形疑惑の絶えない雪之丞さんですが、昔と今の画像を確認しながら詳しく検証していきたいと思います!
2006年の雪之丞(当時は春猿)さんです。
そしてこちらが2018年の雪之丞さん。
見比べると、若いころの方は顔の輪郭がスッキリしていてシャープに見えます。
ただ、これは単に体重の違いや加齢による皮膚のたるみだと思いますし、わざわざ整形でそんなことをする人はいないでしょう。
次にパーツを見ていきたいと思います。
まず目については、確かに最近の画像の方がくっきりと二重になっているように見えますね。
整形かと言われればそうかも知れませんが、もしかしたら眼瞼下垂の手術をしたような気もしませんか?最近だと和田アキ子さんがやったアレです。
若い頃の画像を見ると上まぶたが垂れ下がっているようにも見えるため、可能性はあると思います。
眼瞼下垂は肩こりや頭痛などの様々な症状が出るため早めに治したほうが良いですし、整形と違って保険も効きます。
また、ネットでは鼻も整形したんじゃないかみたいな噂もありますが、両画像を見る限り変わっているようには見えないのでこれは違うと思います。
もともと綺麗な顔の上、女形なので化粧により印象も大分変わるため整形という噂が出たんではないでしょうか。
よって、ここでは整形はしていないと結論します!
河合雪之丞が【アウト×デラックス】に登場!!
番組案内より。
独特の世界観を持って生きているこだわりの人たちを招き、矢部浩之、マツコ・デラックスとアウトなトークを展開するトークバラエティー『アウト×デラックス』。 とにかく一人での食事は寂しく、誰かと一緒に行きたい48歳独身の河合雪之丞。しかし“一人でできない”のは実は食事だけでなく…矢部、マツコもお手上げのアウトすぎる生態に迫る。そして、そんな河合に“はじめてのお一人様”ロケを敢行。人生初の挑戦ははたして?
一人での食事が寂しい人は結構いると思いますが、「実は食事だけではなく・・・」ってところがポイントですよね。
ちなみに、雪之丞さんは食べ物の好き嫌いがとても激しいらしいです。
まとめ
今回は俳優、歌舞伎役者の河合雪之丞さんを調査してみましたがいかがでしたか?
最後にこれまでの内容を振り返っておきましょう!
- 河合雪之丞は歌舞伎界の家系出エリートではない
- 劇団新派の舞台に魅せられ、2017年1月に入団し芸名を河合雪之丞に改名
- 両親の介護において辛い状況を乗り越えながらも自分なりの答えを出した
- 整形はしていない
- 【アウト×デラックス】で矢部、マツコもお手上げのアウトすぎる生態に迫る
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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