今やドラマ、映画、CMと引張りだこの人気俳優である滝藤賢一さんが、10月21日(月)放送予定の【しゃべくり007】に出演されます。
名バイプレーヤー(脇役)として、時には主演俳優より先にスケジュールを押さえておかなければならないほど多忙を極める滝藤さんの魅力と、脇役ではなく彼自身が主演を務めている作品を調べてみました。
興味のある方はぜひ読んでみてください!
プロフィール
生年月日:1976年11月2日
出身地:愛知県名古屋市
血液型:O型
身長:177㎝
出身校:愛知県立天白高校、放送大学
所属事務所:エージェントオフィスタクト
高校卒業後に北野武さんやクエンティン・タランティーノさんに憧れ映画監督を志して上京し、映画製作の専門学校に入学しました。
ですが、学校にはほとんど行かず映画館にばかり通っていたらしいです。
ウキウキで入学してみたら予想以上に退屈な授業だったのかも知れません(;^_^A
その後、何気なく受けた映画『バレット・バレエ』のオーディションに合格したことを機に俳優としてやっていくことを決めたそうです。
当初は監督兼俳優を目指していたものの、その映画の撮影現場で「自分には監督は向いていないかも」と思ったとか。
ずいぶん見切りが早い気がしますが、そんなものなんでしょうかね。
今でも監督を務めたいという気持ちは一切無いらしく、その代わり俳優として企画段階から関わっていきたいと語ってます。
滝藤さん自身も仰ってますが、監督と俳優どちらも片手間でできる仕事ではないので、両方をこなせるのは本当に特別な人だけなんでしょう。
そう考えると、早い段階で俳優1本に絞った選択は正解だったと言えるのかも知れません。
俳優を目指してからは、お金が無く授業料が払えないという理由から、授業料が無料の「無名塾」に在籍し舞台を中心に活動を始めます。
「無名塾」とは俳優・仲代達也さん主宰の俳優養成所で、授業料は無いですが入るのも続けるのも難しい事で有名です。「劇団の東大」とも言われており、同期には真木よう子さんと内浦純一さんがいます。
有名なところだと、あの役所広司さんも「無名塾」出身です。
滝藤さんに転機が訪れたのは32歳の時、映画「クライマーズ・ハイ」への出演でした。
当時全くの無名であった滝藤さんにワークショップで面識があった原田眞人監督からオーディションへ来ないかと声が掛かり、見事に新聞記者・神沢周作役をゲットしその演技で注目を浴びる事となります。
演劇ワークショップとは、主催する講師の考え方、演技の訓練法、実践法を紹介し、参加者は、それを通して自分で気付き、深めていく短期、中期の演技レッスンのことです。
演劇ワークショップにはたくさんの種類があり、楽しむ事が目的の演劇ワークショップ、オーディションを兼ねた演劇ワークショップ、プロを目指す人を育成する為のワークショップなどさまざまです。
「クライマーズ・ハイ」の撮影後、「無名塾」での10年間のキャリアに一区切りがつき、映像作品に活躍の場を広げるため退塾します。
続けること自体が過酷で難関といわれる「無名塾」に10年もいたわけですから、滝藤さんの化物じみた演技力は納得ですね。
滝藤賢一の魅力とは?
【演技力】
まずは何といってもその演技力と、あらゆるタイプの役柄を高次元でこなす演技の幅ではないでしょうか。
今では「究極のカメレオン俳優」とも呼ばれています。
・「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」中国人刑事・王明才
当時、恥ずかしながらまだ滝藤さんを知らなかったため、本当に中国人だと思ってました!
というぐらい、中国人にしか見えない程の演技を披露していたわけです!!
その他、個人的に印象に残っている役柄をいくつか列記します。
・「梅ちゃん先生」三上和也
・「半沢直樹」近藤直弼
この役で一気にブレイクした感がありますね。
・「るろうに剣心」佐渡島方治
・「Doctor-X 外科医・大門未知子」北野亨
などなど・・・
コミカル、シリアス、クール、チャラ男と、あらゆる役柄を「本当にそうにしか見えない」というレベルで演じ切る背景には、やはり「無名塾」という厳しい環境に身を置いて下積みを続けたという確かなバックボーンと、ストイックなまでの役作りの賜物なのではないでしょうか。
ただ、最近は忙しすぎて役作りはほとんどしていないそうです(-_-;)
【ファッション】
滝藤さんは私服がおしゃれな事でも知られています。
ファッションには相当なこだわりがあるようで、台本のチェックをしているのかと思いきや、自分のスナップを見ながらコーディネートのチェックをしている事もしばしば。
若いころはバイトで稼いだお金をほとんど洋服につぎ込んでいたほどの入れ込みようで、購入するのも地元名古屋で行きつけのセレクトショップと決めているそうです。
世の中でなんらかの趣味を持っている人は多いですが、趣味に対してここまでこだわりを持っている人はその内何割いるんでしょうね。
滝藤さんがすごいのは、高校時代からずっと同じ趣味を持ちこだわり続けていることです。
この「継続」と「こだわり」は間違いなく本業にも通ずる部分があり、これが無ければ「遅咲き俳優・滝藤賢一」は今いなかったのではないかと思います。
ちなみに、滝藤さんが一番好きなブランドは「エンジニアド・ガーメンツ」というブランドで、全身を同ブランドでコーディネートすることもあるみたいですよ。
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名脇役・滝藤賢一の主演作は?
名脇役として時には主演俳優よりも多忙な滝藤さんですが、ご自身が主演を務めた作品にはどのようなものがあるのか調べてみました!
※自主製作映画は除く
・「俺のダンディズム」
・「それでも花は咲いていく」(ヒヤシンス)
・「ひとつ星の恋〜天才漫才師 横山やすしと妻〜」
・「ラジカセ」
・「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン〜ベトナム1800キロ縦断旅」
・「探偵が早すぎる」
私が確認できる限りでは上記6作品でした。
もし見落としがあった場合は随時更新していきます。
滝藤賢一が【しゃべくり007】に再登場!!
前回の出演時には下積み時代の話しや役作りについて、奥さんとの馴れ初めに意外な趣味のお話と盛り沢山の内容でした。
MCの上田晋也さんに「このクズ」と叫ばれている場面もありましたねwww
番組予告より。
「今監督が1番使いたい俳優滝藤賢一の本性炸裂」
まだ隠してる本性があったんですね(笑)
これ以上更に何が出てくるのか、本当に楽しみです!!
まとめ
今回は名バイプレーヤー・滝藤賢一さんについて調べてみましたがどうでしたか?
最後にこれまでの内容を振り返っておきましょう!
- 映画監督を志して上京
- 劇団の東大「無名塾」出身
- 演技力と演技の幅がすさまじく、「究極のカメレオン俳優」と呼ばれている
- ファッションには相当なこだわりを持っている
- 自身主演の作品は確認できる限りでは6作品(自主製作映画は除く)
最後まで読んでいただきありがとうございました!