こんにちは、如月です。
家を買おうと思った時、ほとんどの人が利用するであろう住宅ローン。
そこで、どういうものか調べてみると難しそうな単語ばかり出てきて、途中で読むのをやめちゃったという人もいるんではないでしょうか。
でも何千万円も借金をするわけで、ザックリにでも知っておかなきゃいざという時怖いし・・・
そこで今回は初級編という事でまったく知らない人に向けて住宅ローンとはどういうものか、なるべくわかりやすく説明をしていこうと思います。
住宅ローンとは
実はそんなに難しいものではなく、ザックリ言えば以下3点です。
自己居住用
簡単にいうと自分で住むための家や土地を購入する際に利用できるローンです。
なので、家は家でも人に貸すために買うような投資用物件だったり、会社の事務所などの事業用物件では住宅ローンは使えず不動産担保ローンや事業ローンというものになります。
低金利
突然ですが住宅ローンの金利を知っていますか?
低いところだと驚きの0.4%台なんて金利も出てきていて、他でこんなに金利が低い金融商品はありません。
だから、一時期ニュースにもなりましたが自分で住むためと嘘をついて投資用物件を住宅ローンで買ってしまうという不正をする人たちが出てきてしまうんですね。
もちろん、絶対にしてはいけない事ですし不正が発覚した時点で全額一括返済を求められたりします。まぁ、それほど魅力的な低金利ってことなんですけどね。
審査は厳しめ
他のローンと比べるとやはり審査は厳しめです。
住宅ローンの場合、融資金額は数十万円や数百万円ではなく数千万円という単位になってくるのが一般的で、そんな大金をビックリ低金利で融資するんですから当然といえば当然ですよね。
現在や過去の借り入れとその返済状況、年収、お勤め先の業種や規模、ご自身の職務内容、勤続年数、家族構成、健康状態などなど、本当に細かいところまで見て審査をしていきます。
上の中で一つでも不安がある人は、事前に不動産会社へ相談しておくようにしましょう。
変動金利とは
変動金利というのは半年毎に金利を見直す(変動)タイプです。
ただ、「変動」「見直す」といっても基準金利は20年以上ほとんど変わっていません。
そのあたりはまた別の記事で詳しく触れていきたいと思います。
今は【固定金利よりもリスクはあるが金利が低い】とだけ覚えておくようにしましょう
固定金利とは
固定金利とは借入当初から決められた一定期間、もしくは返済終了までずっと金利が変わらない(固定)タイプです。
変動金利と違い外部環境に左右されず、ずっと同じ金利が適用されるので資金計画が立てやすいというメリットがある反面、変動金利よりも金利が高いというデメリットもあります。
こちらも【変動金利のようなリスクは無いが金利が高い】とだけ覚えておけば今は十分です。
不動産会社経由で
住宅ローンの申し込みは直接銀行へ行くのではなく、不動産会社を通してした方がより好条件になる場合が多いです。
というのも、銀行と不動産会社が提携していればその不動産会社経由で申し込むことにより、更に低い金利が適用されるからで、これを「優遇金利」といいます。
ただ、不動産会社ならどこでもいいというわけでは無く、もし何らかの事情で利用したい銀行が決まっているならそこと提携しているかどうか、特に決まっていないなら提携している銀行の中でどこが一番低金利で行ける可能性があり具体的に何%なのかも聞いておいた方がいいでしょう。
今、巷で金利が低いと評判のネット銀行も、提携している不動産会社経由で申し込むと更に低い金利が適用されるようになってきてます。(まだ提携している不動産会社自体が少ないですが・・・)
まとめ
とりあえず要点だけでもまとめておきますね。
- 自己居住用
- 低金利
- 審査は厳しめ
自己居住用以外の用途で住宅ローンは利用できず、その代わり低金利だが審査は厳しめ。
変動金利と固定金利の違いをおおまかに把握しておく。
申し込みは銀行へ行くのではなく、銀行と提携している不動産会社から出した方がより低い金利適用になる可能性が高い。
住宅ローンについてなんとなくどんなものかが分かってきましたら、次回以降はもう少し詳しく掘り下げて説明していこうと思います。
少しづつでいいのでしっかりと覚えていってくださいね(^▽^)/