こんにちは、如月です。
住宅購入はよく「人生で最大の買い物」って言いますよね。
誰でも失敗や後悔はしたくないはずです。
ただ、お店で服を買うみたいにというわけにはいきません。
そこで、事前に知っておいた方が良いことをまとめましたので参考にしてみてください!
知っておいた方がいいこと
それぞれの詳しい内容ひとまず置いておいて、大事なポイントに絞って5点ほど紹介していきたいと思います。
契約から引き渡しまでの期間
恐らくほとんどの人が住宅ローンを利用すると思いますが、
その場合、完成物件なら契約から引き渡しまで大体1か月くらいです。
長いよと思う人もいるかも知れませんが、住宅ローンの手続きなどをしていると結構あっという間です。
いついつまでに引っ越さなけばならないという事情がある人は、この期間も計算に入れて探し始めましょう。
住宅ローン
今現在車のローンを組んでいる、他に借り入れがあるという人は注意が必要です。
住宅ローンの審査基準には返済比率というものがあり、年間の返済額が年収の○○%以内に収まっていないといけないというもので、他にローンや借り入れがあるとその分も含めて審査されてしまうんです。
そうなると借りたい金額が借りれない、最悪ローンが通らないということもあり得ますので、できる限り審査前に既存の借り入れは返しておくようにするといいでしょう。
住宅ローン控除
これは大変嬉しい制度で、簡単に言うと住宅ローンを利用すれば払った税金が戻ってくるんです。
具体的には毎年末借入残高の1%が所得税から10年間控除されます。(消費税増税前、所得税から控除しきれない場合は住民税からも一部控除)
ですが、購入する物件によってはこの制度を利用できない場合もあるので注意してください。(築年数や床面積の要件を満たしていないなど)
契約前にはローン控除が使える物件なのかどうかもしっかりと確認するようにしましょう。
すまい給付金
これもお得な制度で、収入によっては最大30万円もらえます。(消費税増税前)
住宅ローン控除は払っている税金から控除する仕組みなので、収入が低いと効果が薄まってしまいます。
すまい給付金はそういう人に対して住宅ローン控除と合わせて利用することにより、消費税分の負担軽減をはかる制度です。
ただ、これも利用するためには色々と要件があるんです。
物件によっても利用できるできないはありますが、自分の収入が要件を満たしていることが大前提なので、最低でもそこは事前に確認しておくようにしましょう。
両親・祖父母からの資金援助
こういう事をを言ってくれる優しいご両親、おじいちゃんやおばあちゃんって結構いらっしゃるんですよね。
ただ、ここでも知らないと後で大変な事になる可能性があるので要注意です。
実は、例え身内だとしても年間で基礎控除の110万円を超えるお金をもらうと【贈与税】というものが発生してしまうんです。
ですが、住宅取得資金の贈与を受けた場合、消費税増税前であれば700万円(優良住宅なら1200万円)、消費税増税後なら2500万円(優良住宅なら3000万円)に基礎控除の110万円を足した金額までは非課税になります。
これを超える贈与を受けてしまうと超えた分に対して贈与税がかかってしまいますので、資金援助のお話しが出ている人は非課税枠内に収まるようにして住宅ローンなどの資金計画を立てるようにしましょう。
知らないと損をすることが意外と多い
知っているか知らないかだけで、場合によっては数百万円の損をしてしまう事があります。
少しでもお得に家を買うためにはある程度の知識はどうしても必要です。
難しいことばかりではありませんので、最低でも今回紹介したポイントは理解しておくようにしましょう。
マイホーム探しは楽しい!
理想のマイホーム探しというのは、夢と希望に満ちた将来が想像できるワクワクするイベントです。
上にあげたようないくつかのポイントさえしっかりと押さえておけば、必要以上に神経質にならずこの一大イベントを目一杯楽しんでください!
まとめ
少し長くなってしまいましたので最後に要点をまとめておきます。
- 契約から引き渡しまでの期間
- 住宅ローン
- 住宅ローン控除
- すまい給付金
- 両親・祖父母からの資金援助
上記についてしっかりと確認しておく。
知らないと損をしてしまう事も多いので最低限の知識は必要。
本来、マイホーム探しはワクワクするもの。
全力で楽しみましょう!!
今は住宅ローンの金利も低く、非常に家を購入しやすい環境と言えます。
まだ具体的ではなく「そのうち欲しいな」と思っている人も、少しずつでいいのでポイントを押さえ、マイホーム探しという一大イベントを楽しめるよう準備をしていけるといいですね(^▽^)/